ケンブリッジと並ぶ、有名な大学街です。オックスフォード大学は45のカレッジの集合体です。
クライスト・チャーチ・カレッジ
8世紀にフライズワイドが修道院を建て、カテドラルになっていた場所に、1525年ウルジーによってカーディナル・カレッジが設立され、エリザベス1世によってクライスト・チャーチ・カレッジとされました。オックスフォードで一番大きいカレッジです。正面門に建つトム・タワーはクリストファー・レンの作品で、毎夜9時5分に101回の鐘が鳴らされます。昔はこの鐘を合図にカレッジの門は閉められました。卒業生には16人の首相、不思議な国のアリスの作者ルイス・キャロル、メソジスト教のウェズレー神父などがいます。
マートン・カレッジ
1264年設立。オックスフォードで一番古いカレッジのひとつ。日本の皇太子がここに留学していました。卒論は「アビンドンをめぐる運河」がテーマだったとか。
ユニヴァーシティー・カレッジ
1249年設立とオックスフォードで一番古い大学になります。アルフレッド大王が西暦800年代に創設したと言う説もあります。詩人のシェリーやアメリカ大統領だったビル・クリントンも在籍していたことがあります。
セント・メアリー教会
62mの尖塔が目立つ教会です。螺旋階段を使って塔の上まで登ることができます。ここからの景色は最高です。
ラドクリフ・カメラ
図書館として1749年に建てられました。現在はボドリアン図書館の閲覧室として使用されています。
ボドリアン図書館
トーマス・ボドレー卿が1602年に建てたもので、英国で出版した本はすべて納められています。
シェルドニアン・シアター
学位授与(卒業式)などの儀式はここで行われます。建築家クリストファー・レンの最初の作品で、古代ローマの野外劇場をモデルに造られたそうです。 周囲にも古代ローマの皇帝の胸像が見られます。
ベリオル・カレッジ
オックスフォードの中で一番古いカレッジのひとつです。皇太子妃雅子さまが外務省時代に留学したカレッジです。
アシュモリアン博物館
1683年に造られた英国で一番古い博物館です。ウッチェロの「狩り」をはじめとする絵画、ギリシャの壷(クレタ島のクノッソス宮殿を発掘したのはアシュ森アンの館長だったアーサー・エヴァンス)、エジプト、中国陶器、ヨーロッパ陶器など、見所がたくさんあります。入場無料です。