英国のスーパーマーケット情報をご案内します。

 

aniberry01_red.gifTesco(テスコ)aniberry01_red.gif 

食品小売販売業者としては英国で最大手のテスコ。ピカデリー・サーカスなど、ロンドン中心部にも店舗があり、ご存知の方も多いでしょう。1919年、創業者Jack Cohenがロンドンのイーストエンドで食料雑貨の屋台を開業したのが始まりです。1924年にはT.E.Stockwellとパートナーシップを組んで、ストークウェルのインシャルTESとコーヘンのCOをあわせた「TESCO」という自社ブランドの紅茶を販売しました。1929年から店名として「TESCO」が使われました。当時としては画期的な在庫の中央管理システムを導入し、事業を拡張しました。1947年より公開株式による運営に移行し、1948年にはセント・オーバンスに英国初のセルフ・サービス店をオープンさせました。1995年に業界第一位になりました。

 

aniberry01_red.gifSainsbury(セインズベリー)aniberry01_red.gif 

1869年、Jhon Jamesと Mary Ann Sainsburyがロンドンのコベントガーデンの近くに小さな乳製品の店をオープンしたのが始まりです。カウンター・サービスの形式をとり、乳製品に加えてベーコンやハムなどを扱うチェーン店に成長します。 1950年にクロイドンにセルフ・サービスの支店をオープン。1973年に、個人所有から公開株式による運営に移行しました。ナショナル・ギャラリーのセインズベリー・ウィングは初代創業者の曾孫に当たる人が建築費を寄付したものです。

 

aniapple_red.gifMorrison(モリソン)aniapple_red.gif

1899年、William Morrisonがイングランド北部にあるブラッドフォードという田舎町に卵とバターを売り始めたのが始まりです。マーケット・ストールでの商売が繁盛し、1961年には街の中心部に、スパーマーケット一号店をオープンします。1967年株式市場に上場。低価格をモットーに多彩な商品を揃え、イングランド北部を中心にみるみる成長を遂げました。2004年セーフウェイを買収したことにより、マーケットシェアも15%以上になりました。

 

aniapple_red.gifWaitrose(ウェートローズ)aniapple_red.gif

1904年、Wallace WaiteとArthur RoseとDacid Taylorがロンドンのアクトンに小さな食料雑貨店を開いたのが始まりです。1937年にJohn Lewis Partnership傘下に入り、1955年から「Waitrose」という店名のスーパーマーケットをオープンしました。ジョン・ルイスが品揃えの豊富さと品質の高さについてみせるこだわりを、そのまま食料品部門で引き継いでいます。

 

aniberry01_red.gifMarks & Spencer(マークス&スペンサー)aniberry01_red.gif

1882年にロシアから移住してきたMichael Marksが、1884年に一律1ペンスの裁縫用品の屋台を構えたのが始まりです。1894年、Tom Spencerとパートナーシップを結び、「Marks&Spencer」になりました。食料品部門も、品質は高いが、値段も高めのスーパーマーケットとして、他の大手とはまったく別の路線で進んでいます。定評がある調理済み惣菜、洗ってある野菜など、裕福層と働いている主婦の家事の軽減に協力的です。

 

 home.gif