ストリート・マーケットに出かけましょう

アンティーク、生活雑貨、食料品、何でも見つかります。

 

コベント・ガーデン

コベントとは僧院のことを意味します。昔ここにはウエストミンスター寺院の荘園(ガーデン)があり、修道僧たちが野菜を作り、余った野菜を外部の人に売ったりして暮らしていました。宗教改革の後、修道院はなくなりましたが、ここは青果市場として発展しました。1970年代の都市開発によって、青果市場はテームズ川の南に移動しましたが、跡地にショッピング・センターができ、ショップ、カフェなどがひしめいています。週末には大道芸人などもいて、お祭りのようになります。

マイ・フェア・レディの舞台にもなりました。近くのオペラ座でオペラを見た帰りのヒギンズ教授に、花屋が落としていった花を集めて花束にして売りつけるイライザとの出会いがありました。オードリー・ヘップバーンのマイ・フェア・レディを思い出す方も多いと思います。

ジュビリー・マーケットは、小さな店がごちゃごちゃと並んでいる、アメ横のようなところ。アクセサリーや小物など、お土産探しには最適です。毎日やっていますが、アンティークに興味がある人は、月曜日に来てください。

 

ポートベロー

ポートベローはロンドンで一番人気のあるストリート・マーケットです。ポートベロー・ロード沿い道の両側に、露天が並びます。アンティーク、古着、雑貨、食料品となんでも揃います。毎日やっていますが、特に土曜日がアンティークなどもあり、大賑わいです

「ノッティング・ヒルの恋人」という映画に出てきた、ヒュー・グラントの本屋さんがあった場所です。

  

カムデン

カムデンにはカムデン・マーケット、カムデン・ロック、カナル・マーケット、ステイブルズ・マーケットがあり、全部見るのに一日かかります。

地下鉄駅近くのカムデン・マーケットは、カジュアルなファッションの古着や靴が多いようです。

アンティークやアクセサリー類がほしかったら、リージェンツ運河沿いにあるカナル・マーケットへ行ってみましょう。

カナル・ボート乗り場の近くのカムデン・ロックには露天があり、その周りには比較的きれいなインテリア関係の店が多いレンガの建物があります。

ステイブルズ・マーケットはオリエンタル系フードの屋台が目立ちます。ここも若者向けのファッションの古着や靴が多いようです。 

  

キングストン・マーケット

ロンドン郊外にあるキングストンは、昔からマーケット・タウンとして発展してきました。

街の中心、旅行案内所付近には、マーケット・プレースという場所があり、野菜、花、魚などを中心に毎日マーケットがオープンしています。

それとは別に、毎週月曜日、フェアフィールド・バスターミナルの隣の駐車場がマーケットになります。衣料品や雑貨、食料品など何でも揃います。

また、さらに、月に1回ほど、ティフィン・ボーイズ・スクールの校庭で、カーブーツセールが行われます。これは、普通の家庭の不要物を車に積んで持ち寄り、売るもので、かなり安くなります。掘り出し物があるかもしれません。